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歯の神経を取るって何するの?

むし歯が大きくなって「これは神経までいってますね。神経取らないといけません。」とか、
「神経が死んでしまってますね。神経取りましょう」なんて聞いたことありませんか?

歯の中には神経(歯髄)があってあごの骨の中の神経や血管とつながっています。

歯によって神経の本数は色々です。一般的には1本から4本くらいです。

この神経がむし歯や歯周病、外傷で細菌感染すると、歯がものすごく痛くなったり、歯茎が腫れたり、歯茎にニキビのようなものが出来たりして神経が腐って死んでしまいます。

そのような時には歯を残すために、細菌感染した神経を取らないといけなくなります。

この治療のことを、「歯内療法」、「エンド」、「根管治療」、「根治」などと呼んでいます。

神経を取った歯はわれやすくなります。割れてしまった歯は抜くしかありません。
自分の歯をできるだけ残しておくためには神経をできるだけ抜かない方が良いのです。

そのためには神経を細菌感染させないことが重要です。
細菌感染してしまった神経は取らなければならないからです。

神経を細菌感染させないための最も良い方法はむし歯、歯周病にならないことです。

むし歯も歯周病も細菌感染症ですから、むし歯、歯周病を予防することで細菌感染を極力減らし自分の歯を守りできるだけ永く自分の歯が使えるようにしましょう。

「神経は取らない方がいいと聞いた」と言って細菌感染してしまっている神経を取ることを拒絶する方もいらっしゃいますが、細菌感染してしまった神経は残しておくと逆に悪影響を及ぼすので残しておいてはいけません。

歯内療法について詳しく知りたい方は、日本歯内療法学会のQ&Aをご覧ください。
http://www.jea.gr.jp/ippan/index-5.shtml#a01

あが歯科医院
http://www007.upp.so-net.ne.jp/aga-dental-c/

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